陸上自衛隊朝霞駐屯地内にある「陸上自衛隊広報センター（愛称・りっくんランド）」は、陸上自衛隊の活動に理解を深めるための「見て、触れて、体感」できる広報施設で、2002年4月に開館しました。子どもだけでなく、大人も大興奮の同センターは、月に約10,000人が来場し、これまでに約 160万人が訪れている人気の施設です。
最初に巡るのは２階の「あゆみの部屋」で、陸上自衛隊の任務や活動、歴史、組織などをパネルや展示品などで紹介。オリンピックの協力や国際貢献、災害派遣活動などについて学ぶことができます。１階の展示ゾーンには、90式戦車や対戦車ヘリコプター「AH-1S（コブラ）」などの実機が展示されていて大迫力の光景が広がります。各種装備品を間近で見られて、直接触れることもできます。他にも偵察用オートバイやパラシュート、戦闘糧食、再現された地下指揮所などが展示されています。
対戦車ヘリコプター「AH-1S」の飛行疑似体験ができる「フライトシミュレーター」（小学生以上）や、90式戦車かAH-1Sを選んで射撃体験ができる「射撃シミュレーター」のほか、陸上自衛隊の活動や訓練風景などが映像で見られる「3Dシアター」や「オープンシアター（イベントホール）」、防弾チョッキなどの装備を試着できる「装備体験コーナー」、迷彩服を試着できる「服装体験コーナー」があり、迷彩服は子ども（80センチサイズ～）から大人までのサイズが揃っているので、家族全員で迷彩服を着て記念撮影することもできます。
屋外のイベント広場には、10式戦車や、74式戦車、89式装甲戦闘車、94式水際地雷敷設装置、多用途ヘリコプター「UH-1H」など、さまざまな装備車両がズラリと展示されています。
隣接する「振武臺（しんぶだい）記念館」は、見学ツアーのみ見ることができます。案内ガイドによるツアーで、１日５回（10時30分～、11時30分～、13時30分～、14時30分～、15時30分～／所要時間約45分）行われています（各回定員20名。事前予約が必要ですが、当日空きがある場合は、その場で参加することも可能です。10分前にりっくんランド受付に集合）。この施設には、昭和16年から終戦まで朝霞駐屯地内にあった陸軍予科士官学校にまつわる展示品や、ゆかりのある旧軍関係の資料などが多数展示されています。
「陸上自衛隊広報センター」では、毎月イベントも開催されていて、音楽コンサートや、ヘリコプター・装備車両の体験搭乗、自衛隊車両で巡る駐屯地見学ツアーなど、普段では体験できない貴重な経験ができます（イベントについては事前予約・予約抽選・当日先着順と申込み方法が異なりますので、詳しくはWEBサイトでご確認ください）。
そして、訪れたら必ず立ち寄りたいのが「ARMY SHOP SAKURA」。自衛隊のグッズが豊富に揃う話題のショップです。迷彩柄のパウンドケーキやクッキー、饅頭などのお菓子類から、迷彩柄の洋服やTシャツ、起床ラッパ目覚まし時計など、パッケージやネーミングにも凝った楽しい商品を販売しています。お土産にしたらきっと喜ばれること間違いなしですね。
普段、陸上自衛隊の活動は主にテレビなどでしか目にすることができませんが、この広報センターでは、陸上自衛隊の活動について体験しながら学ぶことができて、より身近に感じることができる施設です。
| 所在地 | 東京都練馬区大泉学園町9-4-2 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00 ～ 17:00 |
| 定休日 | 休館日: 月曜日、第4火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始 |
| 連絡先 | 03-3924-4176（陸上自衛隊広報センター） |
| 料金 | 無料 |
| ホームページ | 自衛隊広報センター |
| 名称 | 陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都練馬区大泉学園町9-4-2 |
| アクセス方法 (自動車) | 東京外環自動車道「和光IC」から約1.5km |
| アクセス方法 (その他) | 東武東上線、地下鉄有楽町線・副都心線「和光市駅」下車、徒歩約20分 東武東上線「朝霞駅」から「西武池袋線大泉学園駅行」バス、西武池袋線「大泉学園 駅」北口から「朝霞駅行」バス、「税務大学研修所前」下車徒歩約12分 |
| 駐車場 | 駐車可: 103台 |
