アドベンチャー気分で巨大氷柱を探検
奥秩父山塊の北部、日本百名山の霊峰・両神山(りょうかみさん)の麓にある尾ノ内渓谷は、手つかずの原生林が数多く残る一帯。付近は天然記念物のニホンカモシカやクロサンショウオが生息する自然の宝庫です。冬期はシカなどの野生動物の確認率も高く、運が良ければニホンカモシカが突然、車の前を横切るなんて光景に遭遇することもあるかもしれません。尾ノ内渓谷の氷柱は、両神山を源流とする尾ノ内渓谷のつり橋のすぐ隣に、沢の水を引いて、地元の人たちの手によって創り上げられた氷柱で、2016年で7年目を迎えます。今のところ暖冬の影響で、氷柱の大きさは小さめですが、これから見頃になると、幅150メートル、高さ50メートルにもなる巨大氷柱が特徴です。