四季折々の花が楽しめる美里町
春の訪れとともに美里町にカタクリの群生地があらわれます。
『カタクリ』と聞いて何をイメージしますか?片栗粉?カタクリが可憐な花をつけることはご存知?カタクリは世界に25種以上あることが知られていて、日本のカタクリはそのひとつです。開花時期は早春3月~4月で、桜の季節がちょうど見ごろです。葉の間に伸びた地上部の高さ 15cm 前後の花茎に花をつけうつむいて咲く姿はとっても可憐です。花の特徴は細長く、長さは約 10cm。強くそり返っていて、基部にダークパープルの M字型の斑点があります。日本では、本州から中部以北に多い群落植物で、その群生地の一つが美里町の円良田地区です。県道349号線から林道を抜けていくと可憐な花を咲かせるカタクリの群生を見ることができます。なかなか見られない光景です。ちょうど今の季節は林間のさわやかな空気を感じながらカタクリの美しい花を愛でる絶好のチャンスといえます。
美里町は四季折々の花々を楽しむことができます。夏になると蓮の花が見事に咲き誇ります。また、秋には志戸川や天神川で、彼岸花の群生を見ることができます。川の土手を真っ赤に染め上げます。