足袋蔵まちづくりミュージアム

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足袋のまち「行田」

足袋の生産量が全国一の行田市

足袋の生産量が全国一の行田市

行田市といえば、かつては有名な木綿の名産地でした。中山道にもほど近いため、旅行や作業に欠かせない足袋づくりが盛んになっていたんだとか。その歴史は古く、1928年の足袋生産量は、全国のうちおよそ 8割を占めていたほどです。

つくった足袋を保存しておくために建てられた蔵のことを、「足袋蔵」というそうです。江戸後期から1950年代にかけてたくさん建てられたという足袋蔵は、現在でも行田市に70棟ほどが点在しているんです。

市内のさまざまな場所に点在する足袋蔵は、同じように見えて少しずつ違うので、いろんな蔵をめぐるうちに、きっと行田のいいところを再発見できるはずです。70棟もある足袋蔵は、もちろん1日では回りきれませんから、季節ごとに雰囲気の変わる行田のまちを、少しずつ攻略していくのもいいですね!

歴史の香りあふれる蔵めぐりを楽しむ休日はとっても幸せな時間。家族連れやカップルで、のんびりと散策するもお勧めです。

まちづくりミュージアムで情報入手

まちづくりミュージアムで情報入手

そんな行田市の足袋蔵めぐりを楽しくサポートしてくれるのが、「足袋蔵マップ」。NPO法人「ぎょうだ足袋蔵ネットワーク」のインターネットサイトからダウンロードできるほか、まちづくりミュージアムでももらうことができます。

まちづくりミュージアムは、かつて行田市街地にあった「栗代蔵」を改装してつくられたものです。ミュージアムの1階では足袋蔵の案内だけでなく、行田市内の観光スポットやおいしい地元グルメを知ることもできます。2階は栗代蔵の歴史を感じるギャラリーになっていて、観光案内所自体がすでに観光スポットです。

足袋蔵は、市街地に点在しているのですが、実はほとんどが「表通り」ではなく「裏道」に建てられているそうです。だから、行田市を知っている人でも結構楽しめる観光スポットです。「こんなところにおいしそうなレストラン!」なんて、普通は通らない道で「発見」や「出会い」があるかもしれません。

また、まちづくりミュージアムから徒歩数分のところには、「足袋とくらしの博物館」や「牧禎舎」があります。足袋とくらしの博物館は、使われなくなった足袋工場を改装して作られた博物館。かつての工場の姿をそのままに、足袋づくりの実演を見学することもできます。

牧禎舎では、江戸時代から大正にかけて行田で盛んだった伝統工芸「藍染め」を紹介しています。旧足袋・被服工場と事務所 (母屋) を改装した「おとなの寺子屋」と呼ぶ工房では、「創る」楽しみをいろいろ味わえます。アートシェアハウスとしてもつかわれているので、気に入ったら住み込みで……なんてアリかもしれませんよ!

所在地 埼玉県行田市行田5-15
営業時間 10:00 ~ 16:00
定休日 定休日: 年末年始、お盆
連絡先 048-552-1010(NPO法人行田足袋蔵ネットワーク)
料金 無料
ホームページ NPO法人ぎょうだ足袋ネットワーク

このスポットへのアクセス

名称 足袋蔵まちづくりミュージアム
所在地 埼玉県行田市行田5-15
アクセス方法 (自動車) 東北道「羽生IC」から県道84号線を経由して、国道125号(行田バイパス)で行田駅方面へ約14km

関越道「東松山IC」から県道65号線を経由して鴻巣4丁目方面に向かい、その後県道77号で行田駅方面へ約14km
アクセス方法 (その他) 秩父鉄道「行田市駅」南口から徒歩4分。

JR高崎線「吹上駅」北口ロータリーから朝日バス前谷経由「商工センター前」下車して徒歩2分。または朝日バス佐間経由「新町1丁目」下車して徒歩1分。
駐車場 駐車可: 2台
満車の場合は、民間の有料駐車場をご利用ください。

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