日光街道2番目の宿場町「草加宿」として発展したのが草加の街
江戸時代の日光街道、第2の宿場町として栄えたのが「草加宿」です。日光街道には綾瀬川沿いに美しい松並木が続き、「草加松原」や「千本松原」と呼ばれる名所になっていました。俳諧師・松尾芭蕉もこの地を歩き、その後東北地方へと旅立ったのです。当時の面影は今もなお草加の街並みに息づき、「草加宿」の歴史にふれることができるスポットとして、多くの市民や訪問客に親しまれています。
「草加松原」は、草加市中心部を南北に流れる綾瀬川沿いにある約1.5kmの松並木で、現在も600本以上の松が並び私たちを迎えてくれます。1985年(昭和60年)に整備された遊歩道には、石畳が敷かれ、松尾芭蕉の「おくのほそ道」にちなんだ名前が付けられた太鼓型の2つの歩道橋「百代橋」と「矢立橋」に加えて、多くの石碑や建造物が建てられ、訪れる度に、新たな発見や感動が得られそうな場所です。