神庭洞窟

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神庭洞窟は縄文人の狩猟基地だった!

到達不可能!?ナビですら迷っちゃう

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国道140号線を三峰口から秩父湖に向かって車を走らせると、荒川を挟んだ渓谷の反対側に見えてくる神庭洞窟。ここはかつて荒川の浸食によってできた石灰岩洞窟で、古くは縄文時代から天然の住居として利用されてきました。過去3回の調査によると、縄文時代から近世に至るまでの遺物(ヒト、クマ、イノシシ、カモシカ、ウサギ、魚類などの骨を含む)が確認され、長期間にわたって人々が住んでいたことが伺えます。

Googleマップにも載っている場所なので目的地をセットして向かってみますが、うっかりすると何度も通りすぎてしまいます。実はここ、道路に沿って流れる荒川の渓谷を挟んだ反対側にあるので、車で行く場合には注意しないとわからないのです。看板も1箇所に小さく記載してあるだけなので。ナビで行くときは参道の入り口に当たる吉田屋旅館さんか紅乃屋さんを目指して行くのがいいです。

ケモノ道を分け入って到達!まさに秘境気分

ケモノ道を分け入って到達!まさに秘境気分

紅乃屋さんの女将さんに神庭洞窟までの順路を訪ねてみると、ただひたすら川沿いを30分ほど進むとのこと。さっそく荒川にかかる橋登竜橋を渡って参道を進みます。参道はかなり傾斜がきつい登り道で、途中から「神庭洞窟方面」の看板に従い、沢に降りる小路に分岐します。ここから先は足元が悪い箇所もあり、多少は整備されているとはいえ、トレッキングに慣れていない人だと厳しいコースです。歩き慣れてない人は、足首の踝まで保護できるようなトレッキング用のシューズを準備するといいでしょう。

また、山の中ということもあり日没の時間には注意が必要です。日が落ちると周囲は街灯もない真っ暗闇になるので、片道30分、往復60分という時間も考えて、ゆとりをもった計画を立てましょう。

参道から川の方へ降りていくといくつか分岐路が出てきますが、途中からは「神庭洞窟」の方向を指し示す看板がなくなります。少々心細くなりますが、ここはひたすら川沿いのルートを進みます。この辺りからは山道というよりもケモノ道みたいな感じになるので、さらに足元に注意が必要です。

絶景!断崖絶壁の半洞窟

絶景!断崖絶壁の半洞窟

参道から20分ほど山道を歩いて行くと、沢に近い場所まで降りてきます。ここでは渓谷を流れる荒川の流れを間近に見ることができたり、小規模な滝もあるので、大自然の癒やしを感じることができます。洞窟の麓までくるとあとは一気に崖を登っていく道になります。ここも足元は礫が多く滑りやすいので注意してください。あまり整備されているとは言えないような場所なので、ある程度踏み固められている場所を探しながら進んでいくのがポイントです。

崖を10分ほど登って行くと、神庭洞窟にたどり着きます。そこからの景色はまさに絶景です。縄文時代の人の狩猟基地だったこの神庭洞窟は半洞窟とも呼ばれているように、中がとても狭く奥までは行けないような洞窟になっています。

洞窟探検が終わったら、帰り道にも注意しましょう。特に崖を降りる際は足を踏み外さないよう慎重に降りることが大切です。

所在地 埼玉県秩父市三峰夫婦岩139-1
定休日 年中無休。(管理施設なし)
連絡先 0494-22-2481(秩父市役所)
料金 無料
ホームページ 秩父市オフィシャルサイト

このスポットへのアクセス

名称 神庭洞窟
所在地 埼玉県秩父市三峰夫婦岩139-1
アクセス方法 (自動車) 関越自動車道「花園」ICで降りる。国道140号線で三峰方面約50km
アクセス方法 (その他) 秩父鉄道「三峰口」駅下車。西武観光バスにて「岡本」停留所下車し、そこから徒歩約30分
駐車場 駐車可: 5台
無料

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