不老長寿のご利益を求めて・・・
「日本水」は、昭和60年に環境庁(現在の環境省)から「風布川(ふっぷがわ)」とともに名水百選に認定されました。日本書紀や古事記でも有名なヤマトタケル(日本武尊)が東征に向かう時、戦勝を祈願し釜伏山中腹の大岩壁に御剣を刺したところ、たちまち水が湧きあがり、その冷たさに一杯しか飲めなかったとの伝説から「一杯水」の異名があります。子授け、安産、不老長寿、縁結びの御利益がある霊水としても飲まれている湧水で、昔から地元の人たちに知られていました。
「日本水」は、昭和60年に環境庁(現在の環境省)から「風布川(ふっぷがわ)」とともに名水百選に認定されました。日本書紀や古事記でも有名なヤマトタケル(日本武尊)が東征に向かう時、戦勝を祈願し釜伏山中腹の大岩壁に御剣を刺したところ、たちまち水が湧きあがり、その冷たさに一杯しか飲めなかったとの伝説から「一杯水」の異名があります。子授け、安産、不老長寿、縁結びの御利益がある霊水としても飲まれている湧水で、昔から地元の人たちに知られていました。
現在、日本水の源泉は、落盤の可能性があるので立ち入り禁止になっていますが、釜伏山を登る道路の脇に源流から引いた水を採水できる水場があります。この水場をさらに登った場所にある入口から源泉に通ずる山道が整備されていて、そこを20分ほど下った場所に大岩壁がどっしりと佇んでいます。ここは「百畳敷岩」と呼ばれる垂直に切り立った巨岩で、その隙間から「日本水」の源泉が湧出し竹筒から静かに流れ落ちています。この名水を求めて水場を訪れる人が後を絶たないのです。
日本水を源泉とした風布川流域には、名勝の狼渕、夫婦岩なども点在し川遊びのメッカにもなっています。また、春の桜や秋の紅葉、みかん狩りなど、四季を通じて多くの観光客で賑わう場所になっています。「日本水」の特徴は次の通りです。
水の種類:湧水。水温:約11.5度(通年)。水量:約5,000トン/日。硬度:平均105mg/。
所在地 | 大里郡寄居町大字風布 |
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料金 | 無料 |
ホームページ | 寄居町オフィシャルサイト |
名称 | 日本名水百選 日本水 |
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所在地 | 大里郡寄居町大字風布 |
アクセス方法 (自動車) | 関越自動車道・花園ICから24分。 |
アクセス方法 (その他) | 秩父鉄道・東武東上線・JR八高線「寄居駅」下車タクシー20分~30分。バスなし。 秩父鉄道「波久礼」駅下車、水場までタクシー約20分、徒歩約45分。 |
駐車場 | 駐車不可 |