県立深谷商業高等学校記念館

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大正時代の洋風建築

渋沢栄一らが設立に尽力

渋沢栄一らが設立に尽力

「県立深谷商業高等学校記念館(二層楼)」は、1922年 (大正11年) に建設された、フレンチ・ルネサンス様式を基調とした木造2階建校舎瓦葺きで、建築面積は608平方メートル。中央には尖塔があり、左右対称に造られています。

県内で唯一、完全なかたちで残る大正期の木造校舎で、平成12年に国の登録有形文化財に指定されました。しかし、建築から90年が経った近年は建物の老朽化が深刻な状態であったため、平成23年から約2年をかけて保存修復工事が行われました。工事の際に行われた復元調査で、校舎の外壁が白色系ではなく緑色だったことが判明。外壁は、創建当時の緑色に塗り直され、校舎は大正時代の姿に忠実に復元されました。

学び舎から当時の歴史を伝える記念館へ

学び舎から当時の歴史を伝える記念館へ

町立深谷商業学校(当時)の設立には、地元の有力者であった渋沢栄一や大谷藤豊たちが尽力し、1921年に創立され、校舎は翌年に完成しました。当時の深谷町民にとって学校設立は悲願であり、鉄筋4階建ての新校舎が建設される19650年まで使われていました。1981年の創立60周年を機に「記念館」として、各種資料の展示室や作法室などとして利用されてきました。

「記念館」は、学校敷地の南側に位置し、深谷商業の歴史を語る建造物として親しまれています。現在、日曜日のみ一般公開され、多くの人たちが見学に訪れています。地域の歴史や文化を知る上で重要な役割を果たす「記念館」は、歴史的建造物として今に伝えています。

所在地 埼玉県深谷市原郷80
営業時間 10:00 ~ 15:00
定休日 開館日: 年末年始を除く毎週日曜日 (不定期に休館日あり)
連絡先 048-571-3321((社) 深谷市観光協会)
料金 無料
ホームページ 埼玉県立深谷商業高等学校ウェブサイト

このスポットへのアクセス

名称 県立深谷商業高等学校記念館
所在地 埼玉県深谷市原郷80
アクセス方法 (その他) JR高崎線「深谷駅」北口から国際バス「深商前」下車

JR高崎線「深谷駅」北口から徒歩約15分
駐車場 駐車不可

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